2023 年 6 月 27 日

就活ハラスメント検討会

(就活ハラスメント調査結果詳細、オワハラ行為の整理と法的考察を含む)

　『就活ハラスメント検討会』(座長　法政大学 キャリアデザイン学部 教授　廣川進)は、学生が安心して就職活動を行える環境創出のため、大学・教育機関向けに「就活ハラスメント対策のすすめ」を発行いたします。

　2020年に改正された労働施策総合推進法等に基づく指針では、就職活動中の学生に対する言動について、事業主自身や労働者もその言動に注意を払うよう努めることが望ましいとされています。

　一方、大学等に対しても、4省及び就職問題懇談会から、オワハラやさまざまなハラスメントに対する相談・解決体制の充実が示されていますが、キャリアセンターを核とした①相談解決体制、②防止啓発の体制が構築されている大学・教育機関は多くないと推測されます。

　そこで、就活ハラスメントの実態調査（2022年11月～2023年1月）の結果を中心に、大学内での体制づくりの必要性とその方法について提示することとしました。

　尚、 今後、 就活ハラスメント検討会は 「学校法人東洋大学 就職・キャリア支援部」とともに、学生を守りつつ、よりよい 就職・採用活動環境の実現に向けて、相談・解決体制づくり、関係者の啓発、調査活動を行い、先進事例を企業や多くの大学・教育機関に発信して参ります。