2023 年 10 月 24 日

就活ハラスメント検討会

(アンケート調査結果等から見える企業の課題と対策)

　『就活ハラスメント検討会』(座長　法政大学 キャリアデザイン学部 教授　廣川進)は、2023年10月12日に企業向け「就活ハラスメント対策のすすめ」を発行しました。

　2023年4月、3省合同で経済団体・企業に対し、オワハラやセクハラ防止、公平・公正で透明な採用等を要請しています。しかし、2023年1月に当検討会が実施した学生アンケートでは、「不快と感じる、やめてほしいと思う行為」を受けた人は、約41%(1,093名)に上っており、企業の採用意欲の高まりの中、それら行為の拡大が懸念されます。

　今年もすでに、実質的には大学3年生等に向けた早期選考が始まっていますが、未だ就活ハラスメント対策が十分とは言えない企業・採用部門が存在すると推測されます。

　就活ハラスメントは、選考企業への内定辞退やイメージ悪化に繋がり、企業の人材確保に大きな損失を与えます。また、重篤な問題が起きた場合は訴訟等に発展する可能性もあります。

　そこで当検討会は、学生・就職相談員からのアンケート調査を踏まえ、「就活ハラスメント対策のすすめ」の中で「企業の８つの課題と対策」を提示しました。多くの企業の採用部門、ハラスメント対策部門に広めていただくため、この度プレスリリースを行います。

 

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